社会福祉法人 全国手話研修センター
〒616-8372 京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4
FAX: 075-873-2647  TEL: 075-873-2646

手話障害者の権利に関する条約

手話言語研究所


前へ 次へ 第二十一条
締約国(ていやくこく)は、障害者(しょうがいしゃ)が、(だい)()(じょう)(さだ)めるあらゆる形態(けいたい)意思(いし)疎通(そつう)であって(みずか)選択(せんたく)するものにより、表現(ひょうげん)(およ)意見(いけん)自由(じゆう)()(もの)との平等(びょうどう)基礎(きそ)として情報(じょうほう)(およ)(かんが)えを(もと)め、()け、(およ)(つた)える自由(じゆう)(ふく)む。)についての権利(けんり)行使(こうし)することができることを確保(かくほ)するための(すべ)ての適当(てきとう)措置(そち)をとる。この措置(そち)には、(つぎ)のことによるものを(ふく)む。
States Parties shall take all appropriate measures to ensure that persons with disabilities can exercise the right to freedom of expression and opinion, including the freedom to seek, receive and impart information and ideas on an equal basis with others and through all forms of communication of their choice, as defined in article 2 of the present Convention, including by:
(a)障害者(しょうがいしゃ)(たい)し、様々(さまざま)種類(しゅるい)障害(しょうがい)相応(そうおう)した利用(りよう)しやすい様式(ようしき)(およ)機器(きき)により、適時(てきじ)に、かつ、追加(ついか)費用(ひよう)(ともな)わず、一般(いっぱん)公衆(こうしゅう)()けの情報(じょうほう)提供(ていきょう)すること。
(a) Providing information intended for the general public to persons with disabilities in accessible formats and technologies appropriate to different kinds of disabilities in a timely manner and without additional cost;
(b)公的(こうてき)活動(かつどう)において、手話(しゅわ)点字(てんじ)補助(ほじょ)(てき)(およ)代替(だいたい)(てき)意思(いし)疎通(そつう)(なら)びに障害者(しょうがいしゃ)(みずか)選択(せんたく)する(ほか)(すべ)ての利用(りよう)しやすい意思(いし)疎通(そつう)手段(しゅだん)形態(けいたい)(およ)様式(ようしき)(もち)いることを()()れ、(およ)容易(ようい)にすること。
(b) Accepting and facilitating the use of sign languages, Braille, augmentative and alternative communication, and all other accessible means, modes and formats of communication of their choice by persons with disabilities in official interactions;
(c)一般(いっぱん)公衆(こうしゅう)(たい)してサービス(インターネットによるものを(ふく)む。)を提供(ていきょう)する民間(みんかん)団体(だんたい)情報(じょうほう)(およ)びサービスを障害者(しょうがいしゃ)にとって利用(りよう)しやすい(また)使用(しよう)可能(かのう)様式(ようしき)提供(ていきょう)するよう要請(ようせい)すること。
(c) Urging private entities that provide services to the general public, including through the Internet, to provide information and services in accessible and usable formats for persons with disabilities;
(d)マスメディア(インターネットを(つう)じて情報(じょうほう)提供(ていきょう)する(もの)(ふく)む。)がそのサービスを障害者(しょうがいしゃ)にとって利用(りよう)しやすいものとするよう奨励(しょうれい)すること。
(d) Encouraging the mass media, including providers of information through the Internet, to make their services accessible to persons with disabilities;
(e)手話(しゅわ)使用(しよう)(みと)め、(およ)促進(そくしん)すること。
(e) Recognizing and promoting the use of sign languages.