社会福祉法人 全国手話研修センター
〒616-8372 京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4
FAX: 075-873-2647  TEL: 075-873-2646

手話障害者の権利に関する条約

手話言語研究所


前へ 次へ 第五条
締約(ていやく)(こく)は、(すべ)ての(もの)が、法律(ほうりつ)(まえ)(また)法律(ほうりつ)(もと)づいて平等(びょうどう)であり、(なら)びにいかなる差別(さべつ)もなしに法律(ほうりつ)による平等(びょうどう)保護(ほご)(およ)利益(りえき)()ける権利(けんり)(ゆう)することを(みと)める。
1. States Parties recognize that all persons are equal before and under the law and are entitled without any discrimination to the equal protection and equal benefit of the law.
締約(ていやく)(こく)は、障害(しょうがい)(もと)づくあらゆる差別(さべつ)禁止(きんし)するものとし、いかなる理由(りゆう)による差別(さべつ)(たい)しても平等(びょうどう)かつ効果(こうか)(てき)法的(ほうてき)保護(ほご)障害者(しょうがいしゃ)保障(ほしょう)する。
2. States Parties shall prohibit all discrimination on the basis of disability and guarantee to persons with disabilities equal and effective legal protection against discrimination on all grounds.
締約(ていやく)(こく)は、平等(びょうどう)促進(そくしん)し、(およ)差別(さべつ)撤廃(てっぱい)することを目的(もくてき)として、合理的配慮(ごうりてきはいりょ)提供(ていきょう)されることを確保(かくほ)するための(すべ)ての適当(てきとう)措置(そち)をとる。
3. In order to promote equality and eliminate discrimination, States Parties shall take all appropriate steps to ensure that reasonable accommodation is provided.
障害者(しょうがいしゃ)事実上(じじつじょう)平等(びょうどう)促進(そくしん)し、(また)達成(たっせい)するために必要(ひつよう)特別(とくべつ)措置(そち)は、この条約(じょうやく)規定(きてい)する差別(さべつ)(かい)してはならない。
4. Specific measures which are necessary to accelerate or achieve de facto equality of persons with disabilities shall not be considered discrimination under the terms of the present Convention.