わが国のろう教育やろう者の自立した社会活動は約150年の歴史があります。しかし、教育、手話、生活、運動等に関する文献が少ないうえ、文化的に価値のある貴重な資料の収集・保存も十分でなかったので、その保管・閲覧の場の整備を求める声がろう者、手話関係者、教育関係者の間で高まってきました。
今般、社会福祉法人全国手話研修センターは、全国の関係者の方々のご期待に応えるべく、わが国で初めて、国内のろう者や手話、ろう教育などあらゆる分野の貴重資料の収集・保存を総合的に行うための「手話総合資料室」を設立しました。
多くの方々のご協力によりいただきました貴重な資料の一部を、本ウェブサイトで公開いたします。手話総合資料室では保存資料の公開に向けて、資料の著作権等の権利処理に取り組んでおります。資料のデータベース化及び権利処理が完了次第、順次公開していく所存ですので、皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。
(※本事業は日本郵便株式会社「2015年度年賀寄附金配分事業」の助成を受けて実施しました。2016度は公益社団法人一ツ橋綜合財団及び社会福祉法人全国手話研修センター後援会より助成金をいただき事業を継続していました。2017年度も二団体から助成金をいただき事業を継続しております。)
手話総合資料室への資料提供についてはこちらへ社会福祉法人全国手話研修センターは2002(平成14)年に設立し、「コミュニティ嵯峨野」改修を経て2003(平成15)年9月1日に開館しました。
一般財団法人全日本ろうあ連盟、一般社団法人全国手話通訳問題研究会、一般社団法人日本手話通訳士協会の3団体をはじめとして関係機関等とともに連携しながら運営しています。
全国手話研修センターのウェブサイト:
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