わが国のろう教育やろう者の自立した社会活動は約150年の歴史があります。しかし、
教育、手話、生活、運動等に関する文献が少ないうえ、文化的に価値のある貴重な資料
の収集・保存も十分でなかったので、その保管・閲覧の場の整備を求める声がろう者、
手話関係者、教育関係者の間で高まってきました。
今般、社会福祉法人全国手話研修センターは、全国の関係者の方々のご期待に応える
べく、わが国で初めて、国内のろう者や手話、ろう教育などあらゆる分野の貴重資料の
収集・保存を総合的に行うための「手話総合資料室」を設立しました。
多くの方々のご協力によりいただきました貴重な資料の一部を、本ウェブサイトで公
開いたします。手話総合資料室では保存資料の公開に向けて、資料の著作権等の権利処
理に取り組んでおります。資料のデータベース化及び権利処理が完了次第、順次公開し
ていく所存ですので、皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。
(※本事業は日本郵便株式会社「2015年度年賀寄附金配分事業」の助成を受けて実施
しました。2016度は公益社団法人一ツ橋綜合財団及び社会福祉法人全国手話研修セン
ター後援会より助成金をいただき事業を継続していました。2017年度も二団体から助
成金をいただき事業を継続しております。)